パートの薬剤師として復職する

結婚、出産で現場を離れた薬剤師は、ある程度時間が自由になるとパート薬剤師として現場復帰することが多いです。なぜ正社員の薬剤師としてではなく、パート薬剤師として復帰することが多いのでしょうか。

 

まずは企業側の事情によります。調剤薬局の場合、門前の病院や診療所に合わせての営業になります。よって、昼休みが2〜3時間ということも多々あります。パート薬剤師であれば、午前中だけや午後だけといった勤務時間を提示できます。

 

また、パート薬剤師を雇うことで人件費を抑えることが出来ます。必要経費の中で人件費は少なくしたい項目ですので、パート薬剤師を採用したほうが利益面ではプラスとなります。

 

次は薬剤師側の事情によります。扶養内で働こうと思った場合、週2〜3回午前中だけといった働き方が主になってきます。時給が高いので、あまり長く働くと扶養から外れてしまうからです。

 

扶養から外れることで税金や健康保険などを多く払う必要が出てくるため、より長く働いたのに手取りは少ないといった事態になることさえあります。
また、パート薬剤師は、子供がいない時間だけ働きたいといった短時間勤務を望む人も多いです。子供が小学生のうちは、自宅で子供を迎えてあげたいと考えている人もいます。そういった人にとっては、パート薬剤師というものは理想の働き方となります。

 

以上のことから、パート薬剤師は企業側にとっても薬剤師側にとってもメリットが大きいということが分かります。これからも、パート薬剤師の需要はしばらく続くのではないでしょうか。

 

ちなみに、パート薬剤師の求人は、様々なところで見かけることが出来ます。ハローワークでは病院や調剤薬局の求人も取り扱っていますし、情報誌に出ていることも多いです。

 

ただ、気を付けなければならないのは、インターネットの薬剤師向け求人サイトです。正社員薬剤師のみのあっせんを行っているところもあるので、パート薬剤師希望であっても登録できるかを確認しておくことが必要です。